横浜散策ホーム > 名所・旧跡 > 媽祖廟(まそびょう)

 2006年3月17日に開廟された媽祖廟(まそびょう)です。計画から3年の月日を経てしまいました。

 媽祖とはおよそ千年前の北宋時代に実在した福建省に生まれた女性です。幼少時から才知に長け、長年の修行を経て天に召された後は
 紅い衣装をまとい海上の難民を助ける姿が見られたそうです。その様子から航海を護る海の神様として、また自然災害や疫病、戦争から護る女神様として、現在でも中国や台湾などの架橋社会で信仰されているそうです。

 マンション建設予定地を買い取って、廟を建設したわけですが、土地代、建物代合わせて15億程の費用がかかっています。
 建造物の作りはとても丁寧です、いたるところに細やかな細工の彫り物がしてあります。
                                                                        (2006.03.24更新)

 
 媽祖廟の正面の様子です。鮮やかな作りです。             門を内側から見ています、内も外も区別の無い飾りつけです。  


 
 門を中に入ったところの様子です。                       裏側に回った柱にも細やかな細工が施されています。



 
 媽祖廟の脇の外灯にも龍の飾りがあります。               建物の壁面にも沢山の種類の壁画が飾られています。
 写真では紹介していませんが、天井にも綺麗な細工が施されています。見逃さないようにしてくださいね。


 


 
  中央が媽祖様です。 少し離れた左右にいかめしい風貌のニ鬼神が守護しています。
  「順風耳」(写真の左側)は大きな耳であらゆる悪巧みを聞き分けて、媽祖様に知らせる役目です。
  「千里眼」(写真の右側)は3つの目で行く先や周囲を監視し、あらゆる災害から媽祖様を護る役目を担っています。

 建物の中の媽祖様に拝礼するには、入口で入場料を払う必要があります。外から見るだけなら自由にできます。


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